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大阪府泉佐野市さの町場での銭湯を活用した
リノベーションまちづくり

− 閉業して空き家になっていた銭湯を市のオフィスへ改修し活用した遊休不動産再生 −

朝日湯プロジェクトは、大阪府泉佐野市のさの町場エリアにて行われた再生プロデュースのひとつです。閉業して空き家になっていた「朝日湯」は、市の文化財保護課のオフィスにリノベーションされて活用されています。このページでは、ご依頼から成果が出るまでの流れをご紹介いたします。

[ご相談内容]

泉佐野市の文化財保護課の中岡さんからの依頼は、さの町場に大正〜昭和初期に建てられた「朝日湯」という銭湯をどのように活用できるかを考えてほしいということでした。建物の老朽化が進む一方の状態だったため、スピーディーなプロジェクト実現が求められました。

[戦略]

市民からは「歴史的価値を検証し、雰囲気のある建物を活用すべきだ」との声を受け、泉佐野市が所有者から「朝日湯」を賃借し、改修して市のオフィスとして利活用することを決めました。そうすることで、エリア再生の中心に泉佐野市自らがオフィスを構え、現場の声がダイレクトに聞こえる環境にすることとしました。

Case by case solution

01

公民連携によるスピーディーなプロジェクト遂行

03

歴史的価値のある遊休不動産の活用および

収益化

02

民間主導のプロジェクト遂行

04

活用のための建物の現況調査・法令検討

総合プロデュースとマネジメントの体制図

230915_プロマネダイアグラム_朝日湯.jpg

[成果]

 

1.リノベーションまちづくりの発信拠点

エリア再生を掲げる文化財保護課のオフィスを、再生プロジェクトを実行している現場に置くことで、市民からの反響や声がダイレクトに届くようになりました。

 

2.遊休不動産を収益物件として再生

歴史的価値のある遊休不動産を保護ではなく活用というかたちでスピーディーに再生

文化財としての保護をするとなると、費用や時間がかかるため、保護ではなく活用するかたちで民間主導でスピーディーにプロジェクトの遂行を行い、朝日湯全体を文化財保護課のオフィスにするには面積が広いため、半分のスペースを市民が利用できる施設とすることで、施設利用料による収益を生む不動産へ再生しました。

​本プロジェクトの事業スキーム

230915_ビジネススキーム_朝日湯.jpg

文化財保護課のオフィスとしての日常的な活用に加え、市民が利用できるシェアスペースを開業しました。

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